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ジーコ、夢をありがとう

ジーコ、夢をありがとう_b0026822_21515628.gif日本をアジアチャンピオンへ導き、ワールドカップで世界王者ブラジルを破って16強に、その上を上り詰める夢を与えてくれたジーコ監督にありがとう、そしてお疲れ様と言ってあげたいです。

前大会後トルシエを追い立てた国民にあの頃僕は凄く失望したんですが、今回お願いだからジーコに同じ目に合わさないで欲しいです。

とりあえずお疲れ様でした、そしてこれからも日本サッカーを支えてくれる事を望んでいます。

ジーコ、夢をありがとう_b0026822_2243312.gifジーコ、夢をありがとう_b0026822_22443122.gif
日本のグループ敗退は、オーストラリア戦で1点リードを守りきれなかった事から決まっていたようなもので、このブラジル戦は普通なら消化試合と思っても良い試合だったんですが、前半玉田のゴールで先制した時に「まさか行ける?」と淡い夢を抱いたのは僕だけではなかったはず。

あの一瞬の望みがジーコマジックなのかもしれませんね。

ブラジルも憧れのジーコの前で後半素晴らしい今大会初のブラジルサッカーを披露し日本代表、そして日本のサポーターに彼らなりの最高な敬意を示してくれたと思いたいです。
ブラジルには同じグループの代表として是非頑張って欲しいです。

ジーコ、夢をありがとう_b0026822_22574385.gifという事で色々課題が残る結果になった日本代表ですが、次の大会に向けてもっと強くなって欲しいです。

クロアチアと引き分けたオーストラリアが2位通過。
この試合でレフが同じ選手にイエロー3枚出したそうですね。
それもプレミアのレフ...






「(日本がW杯で勝ち点1を獲得するに留まった理由は? 監督にあるのか、選手にあるのか?)



監督が勝つわけでも負けるわけでもないし、選手が勝つわけでも負けるわけでもない。
いつもチームが勝ち、チームが負ける。
私は選手を選び、戦術を選ぶという点で責任があると思う。
W杯に出るという目標は達成したのだが、第1戦の最後の8分間が致命的だった。

我々は今日敗退したわけではない。
オーストラリア戦の1対3での敗戦が痛かった。
16チームが残り、16チームが帰っていく。
我々は相手を負かすことができなかった。

ただ、みんな精一杯やったと思う。





(今日のブラジルについては?)



すでに決勝トーナメント進出を決めているので、落ち着いていた。
交代にも余裕があった。
また、スピードがあり、日本はマーキングに苦労した。

ロナウドは少し放っておくと得点を挙げる。
自分のチームにいれば… と思うような、違いを生み出せる選手。
ゴールのチャンスがあれば活かす選手。

今日のブラジルは仕事が簡単だったと思う。
逆に我々は難しい状況だった。
後半に我々がリードしたまま入っていければ、また違ったと思う。
前半のうちに同点にしたことで、ブラジルはまた楽になった。

我々は今日敗退したわけではない。オーストラリア戦が難しい状況を作り出した。





(中村選手を最後までピッチに残した理由は?)



中村はすばらしい選手。
彼は日本に喜びをもたらしてくれる。
活躍ができていなければ代えなくてはいけないが、高原のケガでもうひとつの交代枠を使わなければならなかった。
中村は信頼している。ただ、このW杯はいい活躍を見せることができなかった。





(今大会、最後までパスサッカーができなかったことについては?)



たくさんミスをした。
2点入れなくてはいけなかった。
これで焦りがあったかもしれない。





(W杯で勝てなかった理由はなんだと思うか?)



今日、ブラジルに負けたわけではない。

1対0でリードしたが、後半まで続かなかった。
オーストラリア戦でも80分以上勝っていたのに、8分間で逆転された。

まだまだ改善の必要があるということ。
日本にとっては3回目のW杯。
日本はいいチームだが、限界もある。
我々はこれまでの道のりを乗り越えてきたが、トップレベルのチームにはなっていない。





(アジアカップでは優勝したが、コンフェデレーションズカップでもW杯でもグループリーグ敗退。具体的に足りないものは何か?)



まずプロフェッショナリズム。
自分の欠点を知らないといけない。

もっと大会に出て、試合をしなくてはいけない。
日本の選手で海外のリーグでやっているのは少人数。
それも、試合にコンスタントに出ているわけではない。
選手はいつも、自分のいるチームで試合に出続けないといけない。

選手はもっとプロになる必要がある。
肉体的にも強くならないといけない。





(プロ意識というのは具体的に?)



クラブに所属しているなかで自分の練習、試合ですべてを出し尽くすということ。
自分の課題は分かっていると思うが、それ以外にもどんどんサッカーを追求していくということ。
自分はこれでメシを食っているんだという意識。
常に上をねらいながら、代表に来たときだけがんばるのではなく、クラブでそういうことをやっていかなければならない。

もっと成長できた選手もいたと思う。
これは意識の持ちよう。

W杯で成功するためにはアジアでやっていた以上のものを出さないいけないとバンコクでも選手に話した。
選手一人ひとりにフィジカル的な強さ、自分に足りないと思う技術的なもの、これをクラブで追求して欲しいと言った。
数多くの選手がそれを実行してくれたが、いまひとつ足りなかった選手もいる。

歴史の浅いなかで、W杯に行くことについて軽い気持ちで来てしまった選手もいたかもしれない。
これだけ厳しいことが起こるんだということが分かっていれば、もっとすべての人間が鍛えてきたと思うが、その辺が経験の少なさだと思う」

by jukmann | 2006-06-23 23:00 |  - サッカー

香港から30年ぶりに帰国して単身で頑張っているおっさんです。


by jukmann
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