マンUtd 1-0 トッテンナム
マ: ギグス(9)
同じく3連勝でスタートを切った昨年、代表の試合で勢いが途切れずるずると調子を落としたユナイテッドですが、トップ5を狙う為勝たなければならないスパーズ相手に苦労しながら何とか勝利。
攻撃の要であるルーニーとスコールズが次から戻ってくるので連勝でつなげた事は大きいです。
ミッドウィークにCLのセルティックそして週末にはアーセナルと大事な試合が押し寄せてきますが、ここはルーニーとスコールズに出場停止のうっぷんを晴らしてもらいチームの調子を上げていってもらいたいですね。
(ルーニーは張り切りすぎて空回りして退場とかなったりして...)
マージーダービーは試合を支配しながらゴールが決まらないリバプールが数少ないチャンスを確実にモノにしたエヴァトンに3-0で勝利。
AJ最高です。
ポーツマスがまたまたクリーンシートで2位へ返り咲き、ビッグ4でただ1チームマンUtdを追いかけているチェルシーが苦しみながらチャールトンに競り勝ち4位を守りました。
チェルシーはドログバをLウイングに使う4-3-3。
やっぱりランパードに気を使って3人CHを置きながらドログバとシェフチェンコを使うには無理がありますね。PKも外してましたし...
チェルシーには暫くもたついてもらって勝ち点差を8くらいまで広げてもらえればうれしいんですけど。
降格ゾーンすれすれのアーセナルはアンリPKでボロに同点へ追いつくのがやっと。
ファーギーがシーズン前に指摘したように広いピッチに悩まされているとかで相変わらず混雑した中央突破の一点張り。
ちょっと考えた方が良さそうですよベンゲルさん。
FWDが足りないユナイテッドはギグスをサハのサポートに回すなんとも苦しい状況。
相手は中盤に3人CHを持ってきてユナイテッドのパス回しをさせない戦法で来たので終始リズムが作れない状態。
リチャードソンが左で消えていて、ロナルドが右から中央、そして左に入ったりしてギグスは空いた右サイドのカバーにいた為サハにボールが渡らず...試合中サハは孤立した時間帯が多く、終盤チャンスが訪れてもゴールの事ばかり気になって”らしく”ないミスを連発してました。
スパーズRSBのチンボンダが攻撃に参加する為にユナイテッド左サイド前にスペースが出来ているのにそれをうまく使えないリチャードソンは後半ミスが目立ちイライラして朴に場所を獲られてました。
代表の試合が続き疲れていたのか、それともそろそろルーニーが欲しくなったのかチーム全体的に燃え滾るやる気が感じられず、スパーズのパス回しに十分なプレスもせずやば~い感じ。
ルーニーの代わりに一生懸命ピッチのあちこちに走り回って自分のペナルティーエリアまで行って守りボールを取り攻撃につなげようと頑張っていたロナルドの成長っぷリが見ていてうれしくなりました。
やっぱりW杯後のロナルドは個人のアピールよりチームプレーを優先する事を覚えてくれ頼もしい存在になってくれたような気がします。
得点は前半9分ロナルドのFKをロビンソンが跳ね返したボールをギグスが頭で入れた1点のみ。
スパーズもミド、ディフォーのヘダーやキング、ドーソンのエリア内でのドサクサシュートなどで同点に追いつくチャンスがありながらサールの神業に押さえ込まれまたまた無得点。
前半キャリックはオーシェーを守りに回して精度の良いパスを出して良い感じでしたが、スパーズ側も彼を避けるように展開し後半は消えてました...。キャリックとオーシェーが並んでジーナスがボールを前に運ぶのをじっと見ながら抜かれていたシーンが印象的でした。
ネビル、エブラの両SBが頑張っていたのでレノン無しのスパーズサイドアタックを封じていましたがセンターアタックに対しオーシェーとキャリックがザルでCBを守りきれていなかったのが気になりました。
キャリックに代わって出てきたフレッチャーが最初のボールタッチで攻撃を演出していましたが、あれはキャリック>フレッチャーと解釈するのは良くないのかな。
前半早々にリードし無失点で守りきる事が出来なかった昨シーズンに比べこういう何もかもうまく行かない試合でもしっかり勝ち点3を取ることが出来ている今シーズンはやっぱり優勝するかもしれないですね。
by jukmann
| 2006-09-10 04:19
| - PL