宿泊先の浅草からの出発で懐かしい池袋から西武線で行くことにしました。
小学校の頃一人でよくサンシャインにあるプラネタリウムや水族館へ行きました。
ホームには20年以上も前から走っている形式の黄色い電車が乗り入れとても懐かしく感じました。
お金の無かった小学生とは違いあの頃贅沢だったレッドアローを迷わず選び所沢へ。
レッドアローはさすがにデザインが変わっていましたが、その裏に見えたJR池袋のホームは昔のまま。
昔永遠に感じた池袋⇔所沢でしたが意外にも近くて少しびっくりしました。
待ち合わせをしていた改札口がある川越行きのホーム。
昔はここに降りると立ち食いそばの匂いがしていました。
そして昔の面影など全く無くなった駅前商店街。
待ち合わせの時間よりかなり早く着いたので昔通った塾や子供劇場などがあった付近をぶらっと歩きました。
方向音痴もあり真っ暗な住宅街で一体どこにいるのか分からなくなり結局懐かしい場所の一つも見つける事が出来ずに駅前へ引き返しました。
(あまりブラブラすると不審者に間違えられる恐れもあったのも気になってですが。)
この日の月は綺麗で、自分はこんなに空気が澄んだ所で育ったんだな~と改めて思いました。
昔よく寄った丸井もなくなっていて、僕が所沢を離れる直前に出来た弊店間際の西武にちょっと入ってみました。
都内の百貨店と違いなかはガラーんとしていてその様子はまるで数年前に行った北京のデパートのようでした。
入っているショップもバーバリー等のブランドはあるものの男性物は殆どがスーツ。
駅前で見かけたギャル男系の男の子達がうちの会社が作っているギャル男靴では無く普通のおじさん靴をつぶして履いていたのを見て「これが埼玉なんだな~」とやっと理解した自分がいました。
渋谷等を中心にこの2年間相当数を出荷しているんですが都心から1時間程しか離れていないところまで行渡っていないんだなと改めて自分達がしている商売の狭さを思い知らされました。
その後12,3年ぶりに幼馴染に会い食事をしに行ったんですがやはり故郷っていいですね。
少年期の思い出を全て所沢に置いてきた自分にとって2,3歳の頃から親しかった友人と会い話しをしほんの少しでも自分の少年期に戻れるのは本当にかけがえの無いものです。
by jukmann
| 2007-05-31 17:09
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