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駄目でした...

UEFAチャンピオンズリーグ決勝
バルセロナ 2-0 マンUtd
バ: エトー(10)、メッシ(70)


まずはバルサファンの方々、アンチマンUtdの方々おめでとうございます。



完敗でした...。


最初の10分はイケイケだったんですが、するするっとイニエスタのスルーがUtdのDFラインを抜けエトーがヴィディッチの逆サイドを突いて軽がる先制。
あまりにも簡単に失点したことでそれまで王者らしかったユナイテッドは畏縮しそれからの80分はボールさえ触らせてもらえない状況。

後半テベズ、ベルバ、スコールズを投入しても何も変わらず、前半の失点同じくイニエスタからのラストパス(今度はクロス)を入れられ堅くマーキングをしているはずだったメッシがリオとオーシェーの間をフリーでヘダー。

99年の事もあるので最後の最後まで奇跡が起こるぞ、起こるはずだと信じて観ていたんですが...。



敗因?
なんでしょうね...


駄目でした..._b0026822_1714501.gifまず戦術。
1.出場停止の闘犬フレッチャーにかわりギグスを入れたんですが、そのギグスは中盤でシャビやイニエスタを止めるのではなくトップ下、もしくはロナルドと2トップを組んでいて殆ど消えていた事。

2.ワイドなポジションのルーニーもバルサ攻撃陣を止めるべくエヴラやオーシェーのサポートが受けれず殆どボールを触れていない。

3.後半テベズを投入してもルーニーをサイドで使い続けた。

とは言っても最初の10分は機能していたので、上記の問題よりやはり最初の失点からのショックで立ち直れ
なかったのが大きな要因でしょうね。

足りなかった物はフレッチャーではなくロイ・キーンですね。
全盛期の彼がいたらしぼんでしまったチームの闘志を奮い立たせて相手の得意とするポゼションサッカーを逆に見せつけ2点ビハインドになっても戦い続けたでしょう。
それが本当はハーグリーブスの仕事だったりするんですけどね...。

ボールを取り返してもパスの出しどころが無く「俺どーすればいいの?」というキャリックの姿を見てロイが懐かしくなりました。
でもロブソンやキーンみたいな選手ってあまりいないんですよね...。
ガッツーゾあたりに来てもらえれば。


それでもクラブワールドカップ、カーリングカップにプレミアリーグを優勝しトレブルを達成した今シーズンは「成功」とみて、そして選手達を褒め称えて全然良いんじゃないかと思います。

でも6~7割くらいの力でなんとなく勝ち続けていた今期、最後にこういった負け方をして良かったんじゃないかな思っている自分がいたりします。
by jukmann | 2009-05-29 17:51 | - CL

香港から30年ぶりに帰国して単身で頑張っているおっさんです。


by jukmann
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